公演スケジュール
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第425回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
川久保賜紀の揚雲雀とバーバー、鈴木優人のメンデルスゾーン第425回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
いま日本中のオーケストラから引っ張りだこの人気指揮者が鈴木優人である。指揮のみならず、鍵盤楽器演奏、作曲や編曲、企画プロデュース、放送などでも大活躍を続けており、これほど多忙な音楽家はそうそういないだろう。
鈴木優人は1981年、オランダ生まれ。父はヨーロッパでも高く評価されるアンサンブル、バッハ・コレギウム・ジャパンの創設者の鈴木雅明。若くして同団体で豊富な経験を積み、古楽のスペシャリストとして父の後を継ぐのかと思いきや、バッハ・コレギウム・ジャパン首席指揮者を務めながらもN響、読響など各地のオーケストラに客演し、意欲的なプログラムを披露して話題を呼んでいる。
今回、OEKと共演するにあたって選んだのは、ヴォーン・ウィリアムズの「揚げひばり」、バーバーのヴァイオリン協奏曲、メンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」という3曲。伸びやかな抒情性と喜びにあふれた傑作がそろった。バーバー作品はアメリカが生んだもっとも美しく、もっともエモーショナルなヴァイオリン協奏曲。2002年チャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン最高位、川久保賜紀のソロに期待が高まる。（飯尾洋一：音楽ジャーナリスト）
開催日程
2020年02月20日(木) 開場 18 : 15 開演 19 : 00
出演者
- 鈴木優人
指揮鈴木優人指揮作曲家、ピアニスト、チェンバリスト、オルガニスト。東京芸術大学作曲科を卒業。同大学院古楽科修了。ハーグ王立音楽院修士課程オルガン科を首席で修了。同大学院即興演奏科を栄誉賞付きで日本人として初めて修了。アムステルダム音楽院チェンバロ科にも学ぶ。2002年よりバッハ・コレギウム・ジャパンの奏者として定期演奏会、カンタータ全曲録音(BIS)および海外公演に数多く参加。2005年、ヴァイオリニストの山口幸恵とともに「アンサンブル・ジュネシス」を結成、音楽監督を務める。2009年からはアンサンブル・ヴォクス・ルミニスの首席オルガニストを務め、シュッツ「葬送音楽」の録音(Ricercar)で2012年グラモフォン・アワード大賞を獲得。2013年から2015年まで横浜シンフォニエッタの首席指揮者を務め、2018年よりバッハ・コレギウム・ジャパン首席指揮者に就任。調布国際音楽祭エグゼクティヴ・プロデューサー。第18回ホテルオークラ音楽賞受賞。 - 川久保賜紀
ヴァイオリン川久保賜紀ヴァイオリン2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝、2002年チャイコフスキー国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門最高位受賞以来、古典から現代まで幅広いレパートリーを手がけ、国内外でリーディング・ソリストとして活躍を続けている。若くして主要な北米オーケストラと共演し、豊富なステージ経験を積む。近年は小菅優とのデュオでドイツ・ツアーを行い、ワシントンなどで自ら企画するコンサートを開催するなど、プロデューサーとしての才能も発揮。リサイタル、室内楽にも積極的に取り組み、究極のアンサンブルを追求し続けている。2018年より桐朋学園大学院（富山校）大学教授に就任し、後進の指導にもあたる。ロバート・リプセット、ドロシー・ディレイ、ザハール・ブロンの各氏に師事。
演奏曲目
| ヴォーン・ウィリアムズ | 揚げひばり |
| バーバー | ヴァイオリン協奏曲 作品14 |
| メンデルスゾーン | 交響曲 第4番 イ長調 作品90「イタリア」 |
会場
石川県立音楽堂 コンサートホール
チケット
| 料金 |
全席指定 SS席6,000円 S席5,000円 A席4,000円 B席3,000円 スターライト席1,000円 車椅子席5,000円 未就学児入場不可 託児ルームの申込は2/10まで（有料 TEL 076-232-8111） |
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| プレイガイド |
石川県立音楽堂チケットボックス TEL.076-232-8632 チケットぴあ（Pコード151-650） ローソンチケット（Lコード56498） セブンチケット 香林坊大和 |
主催・問合せ等
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