オーケストラ・アンサンブル金沢

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2018.05.16 お知らせ客員コンサートマスター就任

今年設立30周年を迎えるオーケストラ・アンサンブル金沢では、6月より水谷晃氏が客員コンサートマスターに就任することになりました。水谷氏を新しい仲間に迎え、OEKは室内オーケストラとしての魅力をさらに高める活動を展開して参ります。今後もOEKにどうぞご注目ください。

オーケストラ・アンサンブル金沢 客員コンサートマスター就任について(PDF)

客員コンサートマスター

水谷晃 Akira Mizutani

大分市生まれ。3歳よりヴァイオリンを木村二郎氏に師事。1993年度、95年度大分県音楽コンクールでそれぞれ第一位並びに最年少で特賞を受賞。その後、父の転勤に伴い、5年間インドネシアに滞在。P.プラボウォ、S.エングの各氏およびC.H.オーズィム氏のマスタークラスに選ばれ、師事する。

帰国後、第56回全日本学生音楽コンクール名古屋大会第一位。第12回日本モーツァルト音楽コンクール入賞。南山国際高等学校を経て、桐朋学園大学を首席で卒業。その間、ヴァイオリンを小林健次氏、室内楽を原田幸一郎・毛利伯郎の各氏と東京クヮルテットに師事。

在学中Verus String Quartetを結成し松尾学術振興財団より助成を受け、イェール大学夏期アカデミー・ノーフォーク室内楽フェスティバルに参加。その後、第57回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第三位入賞。日本の弦楽四重奏団の入賞は東京クヮルテット以来、38年ぶりの快挙となった。

2010年4月より国内最年少のコンサートマスターとして群馬交響楽団コンサートマスターに就任。主要オーケストラにコンサートマスターとして客演するほか、宮崎国際音楽祭、木曽音楽祭、サイトウ・キネン・オーケストラに参加するなど、多方面にわたり活動している。

2012年、群馬交響楽団での活躍が評価され、第9回上毛芸術文化賞を受賞。2013年4月より東京交響楽団コンサートマスター。トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアにおいてもコンサートマスターを務めている。

使用楽器はヒノキ新薬株式会社から貸与されている、1783年製J.B.ガダニーニ。