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2018.10.26 祝!一柳氏 文化勲章、池辺氏 文化功労者 受章
10月26日、今年の文化勲章、文化功労者の発表がありました。
OEKに縁のある作曲家お二人が、我が国文化賞の最高峰である文化勲章と文化功労者を同時に受賞されましたことは、本当に嬉しいニュースとなりました。
お二人の受賞をお祝いいたしますと共に、今後益々のご活躍をお祈りいたします。
一柳 慧(作曲家)
OEK設立間もない1988年、故岩城宏之音楽監督に指名され、初代コンポーザー・イン・レジデンス(楽団作曲家)として委嘱曲を作曲、現代曲を積極的に取り上げた岩城+OEKのスタートとなった。この他、これまでに2曲の委嘱曲の作曲(下記)や共演を重ねてきました。
コンポーザー・イン・レジデンス
(1988-1991) 筝と室内オーケストラのための「始原」
(2007-2008) 交響曲第7番「イシカワ・パラフレーズ」-岩城宏之の追憶に
コンポーザー・オブ・ザ・イヤー
(2015-2016) 交響曲第10番 -さまざまな思い出の中に
池辺晋一郎(作曲家)
2004年より石川県立音楽堂洋楽監督、2018年よりOEK顧問
現代日本を代表する作曲家であり、その創作範囲は多岐にわたります。OEKとは、石川県立音楽堂の洋楽監督として、多くの企画に携わる一方で、コンポーザー・イン・レジデンスとしても委嘱曲を2曲手がけました(下記)。2018年からはOEKの顧問として、オーケストラ活動・運営にアドバイスを頂いています。洒落たっぷりの音楽トークや名曲100選シリーズの企画。指揮。お話しを担当するなど、氏の才能をフルに活かした舞台を提供して頂いています。
コンポーザー・イン・レジデンス
(1997-1998) 悲しみの森 -オーケストラのために
コンポーザー・オブ・ザ・イヤー
(2017-2018) この風の彼方へ -オーケストラのために (OEK設立30周年記念)
11月11日には池辺氏によるクラシック講座を開催いたします。詳しくはこちら