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2019.02.01 観覧者募集!北陸新人登竜門コンサートオーディション開催
北陸の新人演奏家にとっての登竜門
オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)では、地域の新人演奏家の発掘と支援のために、1996年から毎年「新人登竜門コンサート」を開催しています。ソリストを務めるのはオーディションで選ばれた北陸ゆかりの新人演奏家たち。これまでも出演をきっかけとして多くの演奏家が活躍の場を広げており、このコンサートは文字どおり北陸の新人演奏家にとっての登竜門となっています。
オーディションの対象者を石川から北陸へ拡げて18回目となる今年は〈声楽部門〉を開催。すでに行われた第1次ビデオ審査を通過した13名の演奏家が、来る2月11日の第2次実技審査に挑みます。
応援する楽しみ
唯一無二の技術や作品に心を揺さぶられることは芸術に触れる醍醐味。でも、現在世に認められる芸術家も、一部の天才を除けば、大成するまでに時間や様々な支えを要して来たことは歴史が物語っています。それは人間の成長の物語であり、それ自体が感動を呼ぶこともしばしばです。
そこで、この新人登竜門コンサートオーディション。花を開かせようとする地域ゆかりの音楽家が石川県立音楽堂に集まります。将来の大演奏家の第一歩を目撃することになるかもしれませんし、自分だけの「推し」が見つかるかもしれません。入場は無料ですから、そんな楽しみ方も試してみてはいかがでしょう。もちろん普段通り、定評あるホールに響く音楽にどっぷり浸るのも自由です。ご来場お待ちしております。
第2次オーディションについて(公開)
未就学児を除いて、どなたでもご観覧可能です(無料・チケット不要)
- 月日 2019年2月11日(月祝)
- 時間 18:00審査開始(15分前開場) 20:00審査結果発表予定
- 会場 石川県立音楽堂コンサートホール
- 部門 声楽
- 応募資格 北陸にゆかりのある新人演奏家
- 審査員 川瀬賢太郎(OEK常任客演指揮者)、田尾下晢(演出家)、松井直(OEKコンサートマスター)
- 審査方法 ピアノ伴奏による公開実技審査
第1次審査通過者(当日演奏順)
- 山下千愛(ソプラノ)
- 東園(ソプラノ)
- 前澤歌穂(メゾ・ソプラノ)
- サラ・ペレズ(ソプラノ)
- 高野百合絵(メゾ・ソプラノ)
- 熊田祥子(ソプラノ)
- 宮下あずみ(ソプラノ)
- 立塚夢子(ソプラノ)
- 渡辺千晶(ソプラノ)
- 山崎和華(メゾ・ソプラノ)
- 髙橋美咲(ソプラノ)
- 韓錦玉(ソプラノ)
- 辻本祥子(ソプラノ)
第18回北陸新人登竜門コンサート開催概要
- 日時 2019年5月19日(日)15:00開演
- 会場 石川県立音楽堂コンサートホール
- 指揮 川瀬賢太郎(OEK常任客演指揮者)
- 独奏 オーディションの優秀者若干名
- 管弦楽 オーケストラ・アンサンブル金沢