オーケストラ・アンサンブル金沢

1960年東京生まれ。1980年「思えば遠くへ来たもんだ」で映画デビュー。映画「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」、テレビ「青が散る」「澪つくし」を経て、92年伊丹十三監督「ミンボーの女」、中島丈博監督「おこげ」により、日本アカデミー賞ほか、数々の映画賞を受賞。その後、映画「マルタイの女」「ゴジラ2000ミレニアム」「壬生義士伝」「22才の別れ」「この空の花」、テレビ「ちゅらさん」「ハルとナツ」「温泉マル秘大作戦シリーズ」「渡る世間は鬼ばかり」、大河ドラマ「独眼竜政宗」「翔ぶが如く」「炎立つ」「麒麟がくる」ほかに出演。

東京藝術大学大学院指揮科ならびにベルリン音楽大学国家演奏家資格課程修了。2006年第3回ドイツ全音楽大学・指揮コンクールで最高位を獲得。2008年第4回カラヤン生誕100周年記念の同コンクール第2位。これまでに、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ブランデンブルグ交響楽団、上海歌劇院管弦楽団、東京都響、東響、東京フィル、仙台フィル、名古屋フィル、大阪フィル、京都市響、日本センチュリー響、アンサンブル金沢等と共演している。現在、セントラル愛知交響楽団指揮者および大阪フィルハーモニー交響楽団指揮者を務めており、加えて2018年4月より仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者に就任する。いま日本で最も期待される若手指揮者の一人として、活躍の場を拡げている。

高山市出身。サクソフォン協奏曲のソリストとして、国立音楽大学、名古屋芸術大学、ムジカクオーレ・フルートアンサンブルの定期演奏会に出演。デハスケから世界発表のCDの日本人初サクソフォン協奏曲ソリスト。2018年バルトークホールと第18回WSC「Quartet颯」リサイタル、「Orchestra de saxophone du Japon」コンサートマスター・ソロ、2019年名古屋・東京のリサイタルはいずれも好評を博す。「QUARTET HAYATE」はレコード芸術誌特選版に選出される。サクソフォンを石渡悠史・冨岡和男、下地啓二、岩本伸一、小坂法幸、故D.ディファイエの各氏に師事。Quartet颯、タッド・ウィンド・シンフォニー団員。国立音楽大学、同大学附属中学、同高等学校、東海大学講師、ビュッフェ・クランポン・ジャパン契約講師。日本サクソフォン協会第19回WSC倉敷開催委員。