オーケストラ・アンサンブル金沢

ミラノ生まれ。ミュンヘンとミラノにてピアノを学んだ後、ヴェルディ音楽院にて指揮を学ぶ。ピアニストとして欧州・アジアの数多くの舞台で伴奏を務め、ホセ・クーラやサルバトーレ・リチートラなどの歌手と共演。1997年から2001年までグラーツ歌劇場のオペラコーチを務めたほか、ミラノ・ヴェルディ交響楽団にてシャイーの指揮アシスタントも務めた。各地で多くのマスタークラスを開催。また国際的な歌唱コンクールの審査員として招かれている。2002年ハイデルベルク野外劇場にて《アイーダ》を指揮しオペラデビュー。以降、オペラを中心に指揮者としても活躍している。

陸上自衛隊中部方面音楽隊のソプラノ歌手。国立音楽大学、洗足学園音楽大学大学院で声楽を専攻し、2014年に陸上自衛隊で初めてとなる声楽要員として入隊。音楽隊の定期演奏会をはじめ、日本武道館での自衛隊音楽まつりやプロ野球開幕戦での国歌独唱など数多くの演奏会に出演。日本テレビ系列｢真相報道バンキシャ｣にて自身の特集が放送されるなど陸上自衛隊の歌姫として幅広く活動している。南日本音楽コンクール優秀賞、若き音楽家のためのコンクール最優秀賞、フレッシュコンサート最優秀賞と審査員グランプリ賞をはじめ数多くのコンクールに入賞。これまでに声楽を串田淑子、澤畑恵美、中村智子、ウーヴェ・ハイルマン各氏に師事。石川県金沢市出身。

サンクトペテルブルク生まれ。マリンスキー劇場の若い声楽家のためのアカデミーで学ぶ。ライプツィヒのメンデルスゾーン・バルトルディ音楽演劇大学を卒業。2013年以来、度々来日し、オペラ、ソロリサイタル、オーケストラとの共演などで各地で演奏。2015年春より日本に拠点を移す。日本ではこれまでに《ドン・カルロ》ロドリーゴ侯爵役、《ドン・ジョヴァンニ》タイトル・ロール、《ラインの黄金》ドンナー役、《イオランタ》エブン＝ハキア役、《フィガロの結婚》アルマヴィーヴァ伯爵役などで活躍。2021年1月、NHKワールドTVの東日本大震災10周年記念プロジェクト”Flowers Will Bloom Beyond Borders”に参加し、インタビューの他、多言語版「花は咲く」（11か国語）を自身が翻訳したロシア語で歌唱。3月には、同番組（日本語ナレーション付き『世界をつなぐ「花は咲く」』）が、NHK-BSプレミアム、BS1及び総合テレビで放送された。2021年4月、新国立劇場にて《夜鳴きうぐいす／イオランタ》に出演。日本トスティ歌曲コンクール2015第1位及び特別賞、第14回東京音楽コンクール声楽部門第2位、第52回日伊声楽コンコルソ第1位及び最優秀歌曲賞受賞。

中国・内モンゴル自治区出身。6歳から二胡を学ぶ。内モンゴル芸術学校、内モンゴル師範大学音楽科卒業。1996年に来日し、金沢大学大学院教育学研究科に学ぶ。2008年中国文化部主催「日中民族楽器フェスティバル」に招待され、西安と北京（万里の長城）にて演奏を行う。2017年フランス・リヨン歌劇場でのコンサートに出演。2018年カナダ国際多国籍YC英才杯・審査員。毎年リサイタルを開催する一方で二胡教室を主宰し、音楽を通じて日本と中国の友好に力を注いでいる。中国音楽家協会二胡学会会員。日本二胡振興会理事。金沢市在住。