指揮者
アーティスティック・リーダー広上淳一
東京生まれ。尾高惇忠にピアノと作曲を師事、音楽、音楽をすることを学ぶ。東京音楽大学指揮科卒業。1984年、26歳で「第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクール」に優勝。以来、フランス国立管、ベルリン放送響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響、ウィーン響などメジャー・オーケストラへの客演を展開。これまでノールショピング響、リンブルク響、ロイヤル・リヴァプール・フィルのポストを歴任、このうちノールショピング響とは94年に来日公演を実現、さらに米国ではコロンバス響音楽監督を務めヨーヨー・マ、五嶋みどりをはじめ素晴らしいソリストたちとともに数々の名演を残した。
近年では、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、スイス・イタリア管、モンテカルロ・フィル、バルセロナ響、ビルバオ響、ポーランド国立放送響、スロヴェニア・フィル、サンクトペテルブルク・フィル、チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ、ラトビア国立響、ボルティモア響、シンシナティ響、ヴァンクーヴァー響、サンパウロ響、ニュージーランド響等へ客演。国内では全国各地のオーケストラはもとより、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団にもたびたび招かれ絶賛を博している。 オペラ指揮の分野でもシドニー歌劇場デビューにおけるヴェルディ《仮面舞踏会》、《リゴレット》が高く評価されたのを皮切りに、グルック、モーツァルトからプッチーニ、さらにオスバルト・ゴリホフ《アイナダマール》の日本初演まで幅広いレパートリーで数々のプロダクションを成功に導いている。
2008年4月より京都市交響楽団常任指揮者を経て2014年4月より常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー、常任指揮者として13シーズン目の2020年4月より2022年3月まで京都市交響楽団第13代常任指揮者兼芸術顧問を務めた。2015年には同団とともにサントリー音楽賞を受賞。現在は日本フィルハーモニー交響楽団 フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)、札幌交響楽団友情指揮者、京都市交響楽団 広上淳一。2022年9月よりオーケストラ・アンサンブル金沢アーティスティック・リーダーに就任。また、東京音楽大学指揮科教授として教育活動にも情熱を注いでいる。
パーマネント・コンダクター川瀬賢太郎
1984年東京生まれ。私立八王子高等学校芸術コースを経て、2007年東京音楽大学音楽学部音楽学科作曲指揮専攻(指揮)を卒業。これまでに指揮を広上淳一、汐澤安彦、チョン・ミョンフンなどの各氏に師事。2006年に行われた第14回東京国際音楽コンクール<指揮>において1位なしの2位(最高位)に入賞。その後、東京交響楽団、読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団を始め、各地のオーケストラから次々に招きを受ける。2011年4月には名古屋フィルハーモニー交響楽団指揮者に就任、意欲的な選曲と若さ溢れる指揮で聴衆を魅了、2014年4月より2022年3月まで神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者を務めた。
海外においてはイル・ド・フランス国立管弦楽団や、ユナイテッド・インストゥルメンツ・オヴ・ルシリン(ルクセンブルク)と共演。
オペラにおいても、細川俊夫作曲「班女」、「リアの物語」、モーツァルト作曲「後宮からの逃走」、「フィガロの結婚」、「コジ・ファン・トゥッテ」、「魔笛」、ヴェルディ作曲「アイーダ」などを指揮し、目覚ましい活躍を遂げている。
2015年渡邉暁雄音楽基金音楽賞、第64回神奈川文化賞未来賞、2016年第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第26回出光音楽賞、第65回横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。
現在、札幌交響楽団正指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢パーマネント・コンダクター、東京音楽大学作曲指揮専攻(指揮)特任講師、三重県いなべ市親善大使。
2023年4月より名古屋フィルハーモニー交響楽団第6代音楽監督に就任。
コンダクター松井慶太
1984年青森県八戸市生まれ。3歳よりピアノ、16歳のときピアニストとしてポーランド国立クラクフ交響楽団と共演。2007年、東京音楽大学指揮科卒業。指揮を広上淳一、汐澤安彦、ピアノを故島田玲子、宮原節子、オーボエを安原理喜、音楽理論を久田典子に師事。2006年、韓国で行われたアジア・フィルハーモニック・オーケストラにて指揮をチョン・ミョンフンに師事。
2009年、第15回東京国際音楽コンクール入賞・奨励賞受賞。
これまでに、ライプツィヒ交響楽団、プラハ交響楽団室内オーケストラ、ドナウ交響楽団、東京シティ・フィル、日フィル、オーケストラ・アンサンブル金沢、大阪響、九響、京響、群響、札響、セントラル愛知響、仙フィル、名フィル、山響、東京吹奏楽団、東京室内歌劇場等を指揮。2008~2014年には、N響定期演奏会にてデュトワ、ミョンフン、ルイージ、ソヒエフらのもとで合唱指揮を務め、公演を成功に導く。2017年からはオーケストラ・アンサンブル金沢、伝統芸能&室内オペラシリーズを指揮し、好評を博している。
2011年〜2018年東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンス。2022年9月よりオーケストラ・アンサンブル金沢コンダクターに就任。2023年4月より東京音楽大学作曲指揮専攻(指揮)特任講師。
- 永久名誉音楽監督
- 岩城宏之
- 名誉アドヴァイザー
- 前田利祐(前田家18代当主)
- 桂冠指揮者
- 井上道義
- 桂冠指揮者
- マルク・ミンコフスキ
- 名誉アーティスティック・アドヴァイザー
- ギュンター・ピヒラー
- 名誉アーティスティック・アドヴァイザー
- ユベール・スダーン
- 顧問
- 木村かをり
- 顧問
- 池辺晋一郎