公演スケジュール
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第420回定期公演マイスター・シリーズ
ミンコフスキーのドヴォルザーク【予定通り開催します(10/12)】第420回定期公演マイスター・シリーズ
これまで毎回の共演が大きな話題を呼んでいる芸術監督マルク・ミンコフスキとOEK。今度はいったいどんなプログラムを用意してくれるのかと思えば、意表をついたオール・ドヴォルザーク・プログラムが組まれた。ウィーン古典派でもなく、フランス音楽でもなく、ドヴォルザーク。しかも、スラヴ舞曲集と交響曲第9番「新世界より」という名曲中の名曲の組み合わせだ。親しみやすく、誰もが楽しめるプログラムであり、だからこそミンコフスキの個性が伝わりやすいプログラムとも言えるだろう。
前回の共演でミンコフスキは、ブラームスのセレナード第1番を演奏してくれたが、そのブラームスが見出した才能がドヴォルザークである。ブラームスはドヴォルザークを有望株として楽譜出版社に紹介した。ブラームスの「ハンガリー舞曲集」の成功を受けて、楽譜出版社が2匹目のドジョウ狙いでドヴォルザークに依頼したのが「スラヴ舞曲集」。民謡風の土の香りが漂うメロディを作ることにかけて、ドヴォルザークの右に出る者はいない。
「スラヴ舞曲集」が出世作なら、「新世界より」は成熟期に書かれた最後の交響曲。アメリカに渡った作曲者が、新天地から受けたインスピレーションをもとに書いた大傑作である。ミンコフスキはOEKをどんな新世界へ連れて行ってくれるのだろうか。(飯尾洋一:音楽ジャーナリスト)
開催日程
2019年10月12日(土) 開場 13 : 15 開演 14 : 00
出演者
- マルク・ミンコフスキ
指揮マルク・ミンコフスキ指揮若い頃より指揮者を志し、19才でミュジシャン・デュ・ルーヴルを立ち上げ。初期にはフランスのバロック期の音楽家やヘンデルの音楽を取り上げ、その後、モーツァルト、ロッシーニ、オッフェンバック、ワーグナーなどのレパートリーに取り組む。オペラ指揮者として、パリのオペラ座、コミック座はもとより、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座など、またザルツブルク音楽祭、エクサン・プロヴァンス音楽祭など、ヨーロッパの名だたる歌劇場や音楽祭に客演。コンサート活動においては、東京都交響楽団、BBC交響楽団、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団、マーラー・チェンバー・オーケストラ、クリーヴランド管弦楽団などに客演し19~20世紀の作品を中心に演奏し高い評価を得ている。2011年、フランスの大西洋沿岸のレ島にレ・マジェール音楽祭を設立した。2016年よりボルドー国立歌劇場総監督。2018年よりオーケストラ・アンサンブル金沢の芸術監督に就任。
演奏曲目
ドヴォルザーク | スラヴ舞曲集 作品72(全曲) ※曲目が変更となりました |
ドヴォルザーク | 交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界より」 |
会場
石川県立音楽堂 コンサートホール
チケット
料金 |
全席指定 SS席7,000円 S席6,000円 A席5,000円 B席3,000円 スターライト席1,500円 車椅子席6,000円 未就学児入場不可 託児ルームの申込は10月2日まで(有料 TEL 076-232-8111) |
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プレイガイド |
石川県立音楽堂チケットボックス TEL 076-232-8632 チケットぴあ(Pコード151-643) ローソンチケット(Lコード56486) セブンチケット 香林坊大和 |
主催・問合せ等
主催 |
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問合せ |
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