公演スケジュール
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第36回東京定期公演
【公演中止】ミンコフスキ×OEK 2つのセレナード第36回東京定期公演
新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のため中止となりました(3月10日)
チケットの払い戻し方法につきましては、改めて当ウェブサイトにてご案内いたしますので、ご購入いただきましたチケットは大切に保管いただきますようお願い申し上げます。
OEK芸術監督マルク・ミンコフスキによる今回の公演は、ブラームス、ブリテン、ドヴォルザークの3人の作品からなるプログラム。牧歌的な要素を持った名曲が並んでおり、「自然との対峙」をテーマとしたプログラムとも言えるだろう。
ブラームスのセレナードといえば、ミンコフスキは以前に第1番を取り上げているが、今回は第2番。シンフォニックな第1番とは対照的に、第2番にはぐっとリラックスした親密なムードがある。弦楽器の編成にヴァイオリンを書いているのが珍しい。のびのびとした木管楽器群の楽想が自然賛歌風の趣をもたらす。
ブリテンの「テノール、ホルンと弦楽のためのセレナード」も風変わりな編成の曲だ。主役はテノールとホルン。イギリスの名歌手トビー・スペンスと、オーストリアのホルン奏者ヨハネス・ヒンターホルツァーがソリストとして加わる。テニスンやブレイクらの詩を題材に「牧歌」や「悲歌」「賛歌」など、様々な情景をリリカルに描く。
スラヴ舞曲集作品46はドヴォルザークの出世作。ボヘミアの土の香りが漂う。ミンコフスキのエネルギッシュな指揮がOEKに熱風を吹き込む。(飯尾洋一:音楽ジャーナリスト)
開催日程
2020年03月23日(月) 開場 18 : 15 開演 19 : 00
出演者
- マルク・ミンコフスキ
指揮マルク・ミンコフスキ指揮若い頃より指揮者を志し、19才でミュジシャン・デュ・ルーヴルを立ち上げ。初期にはフランスのバロック期の音楽家やヘンデルの音楽を取り上げ、その後、モーツァルト、ロッシーニ、オッフェンバック、ワーグナーなどのレパートリーに取り組む。オペラ指揮者として、パリのオペラ座、コミック座はもとより、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座など、またザルツブルク音楽祭、エクサン・プロヴァンス音楽祭など、ヨーロッパの名だたる歌劇場や音楽祭に客演。コンサート活動においては、東京都交響楽団、BBC交響楽団、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団、マーラー・チェンバー・オーケストラ、クリーヴランド管弦楽団などに客演し19~20世紀の作品を中心に演奏し高い評価を得ている。2011年、フランスの大西洋沿岸のレ島にレ・マジェール音楽祭を設立した。2016年よりボルドー国立歌劇場総監督。2018年よりオーケストラ・アンサンブル金沢の芸術監督に就任。 - ヨハネス・ヒンターホルツァー
ホルンヨハネス・ヒンターホルツァーホルンザルツブルク・モーツァルテウム音楽院にて、ジョセフ・マイヤー、ラドヴァン・ヴラトコヴィチに師事。学生時代に数々の賞を受賞し、1998年にはオーストリアの「グラドス・アド・パルナッスム」コンクールで最優秀賞を受賞。1997年から2009年までモーツァルテウム管の首席奏者を務め、2012年よりカメラータ・ザルツブルクのソロ奏者。ブルックナー管、東京都響、ミュンヘン室内管、ウィーン室内管、イル・ジャルディーノ・アルモニコなど、数多くのオーケストラと共演。2006年ボルトン指揮モーツァルテウム管とモーツァルトのホルン協奏曲全曲を録音。2000年からリンツ・ブルックナー大学、2008年からミュンヘン音楽大学にて後進の指導にあたっている。 - トビー・スペンス
テノールトビー・スペンステノールオクスフォード大学ニューカレッジ校をコーラル・スカラーとして優秀な成績で卒業。ギルドホール音楽演劇学校オペラ科に学ぶ。2011年のロイヤル・フィルハーモニック協会年間優秀歌手賞を受賞。ドホナーニ、ラトル、ティルソン・トーマス、パッパーノ、ゲルギエフ、ネゼ=セガン、デュダメル、ガーディナー等、世界的指揮者および名門オーケストラと共演を重ねる。オペラでは有名歌劇場において、グラス《サチャグラハ》、ブリテン《ビリー・バッド》、バーバー《ヴァネッサ》、モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》等の数々のプロダクションに出演。ブリテンのスペシャリストとして高い評価を得ている。
演奏曲目
ブラームス | セレナード 第2番 イ長調 作品16 |
ブリテン | テノール、ホルンと弦楽のためのセレナード 作品31 |
ドヴォルザーク | スラヴ舞曲集 作品46(全曲) |
会場
チケット
料金 |
全席指定 S席6,000円 A席5,000円 B席4,000円 C席2,000円 未就学児入場不可 11月23日(土)10:00一般発売開始 |
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プレイガイド |
石川県立音楽堂チケットボックス 076-232-8632 チケットぴあ(Pコード:167-479) ローソンチケット(Lコード:34853) サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 都響ガイド 0570-056-057 |
主催・問合せ等
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