オーケストラ・アンサンブル金沢

東京藝術大学指揮科、同大学院卒。遠藤雅古、松尾葉子両氏に師事。藝大在学中より作曲家・故中田喜直氏の薫陶を受け、氏とのジョイントコンサートにより、ピアニストとしてデビューを果たす。その後は、日本屈指のオペラ団体・二期会において、数々の作品に指揮者、合唱指揮者、コレペティとして、また斉田正子、錦織健氏など人気声楽家のピアノ伴奏者として活躍した。1993年と1997年には、オペラ指揮の活動に対し、文化庁より年間奨学金を授与された。1996年ベルリンでのドイツ室内管弦楽団定期演奏会でコンサート指揮者デビュー。2010年、オーケストラ・アンサンブル金沢専任指揮者に就任。現在、多くの日本のオーケストラとの共演を重ねている。また、ポップス等クラシック以外のアーティストにも信頼が厚く、森山良子、岩崎宏美、日野皓正、レ・フレール、南こうせつ氏をはじめ多くのコンサートを指揮、レコーディングにも参加している。オーケストラ・アンサンブル金沢専任指揮者、東京藝術大学指揮科講師。

4歳よりヴァイオリンとピアノを始める。のちに父の指導のもと声楽の道へと転向。国立音楽大学、同大学院にて中村健氏の指導を受け、その後4年間イタリア・パルマにてデリオ・ポレンギ氏に師事。1998年、カンツォーネコンクール第1位、日本クラシック音楽コンクール最高位をそれぞれ受賞。2005年、アルバム「威風堂々」をリリース。そのアルバムに収録された楽曲「千の風になって」が話題を呼び、翌年シングルカットされる。2006年NHK紅白歌合戦に初出場。07年シングル「千の風になって」でクラシック歌手として史上初のオリコンシングルチャート1位を獲得。130万枚の売り上げとなり、年間オリコンチャートでも1位を獲得。同年日本レコード大賞特別賞受賞。08年ゴールドディスク大賞、ゴールデンアロー賞受賞。2011年シングル「あすという日が」を発売。2014年ベストアルバムを発売。同年新国立劇場オペラパレスにて《カルメン》ドン・ホセ役を演じる。現在、最も実力、人気を供えたテノール歌手として活躍している。

2006年の長岡市制100周年記念「メンデルスゾーン『讃歌』演奏会」のため公募により結成。以降、公益財団法人長岡市芸術文化振興財団の合唱団として公演のたびに公募されてきた。2017年、長岡開府400年を機に継続的な合唱団として再結成し、同年11月ベートーヴェン「合唱幻想曲」を見事に歌い上げた。18年には佐藤眞「土の歌」全曲演奏を行う。長岡市民を中心として幅広い年代が集う。