オーケストラ・アンサンブル金沢

東京藝術大学卒業、同大学院修了。現在ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン修士課程オーケストラ指揮専攻在学中。第18回東京国際音楽コンクール〈指揮〉にて第1位及び特別賞、齋藤秀雄賞を受賞。第7回ルーマニア国際指揮者コンクールにて第3位受賞。第1回ニースオペラ指揮コンクールセミファイナリスト。国内ではこれまでにオーケストラ・アンサンブル金沢（OEK）、東京都響、藝大フィル、九州響、神奈川フィル、東京フィル、新日フィルを指揮するほか、ヨーロッパにおいてもドイツを中心にキャリアを重ねている。またオペラの分野でも、数多くのプロダクションで指揮や副指揮をつとめるほか、2017年ベルリンドイツオペラにて新作オペラ《Neue Szenen》を指揮、2018年には神奈川県民ホール《ヘンゼルとグレーテル》で指揮者の代役を急遽務め公演を成功に導くなど、活動の場を広げる。OEKでは、2011〜12年に指揮研究員を務めた。

1974年「熊坂」にて初舞台。以降「石橋」「道成寺」「乱」を披く。96年金沢市文化活動賞、2004年北國芸能賞、10年金沢市文化賞、13年石川県文化功労賞を受賞。先進的な活動では03年新作能「朝顔－加賀の千代」を初演、06年「能とオーケストラのための葵上」にてOEKと共演。海外公演にも積極的で、ベルギー、フランス、アメリカなどで演能。「篁宝会」主宰。重要無形文化財（総合）指定。日本能楽会会員。金沢大学客員教授。

1985年東京都出身。5歳で母に師事し書を始める。20歳で銀座書廊にて個展を開催。その後、建長寺、建仁寺、東大寺、薬師寺、中尊寺、延暦寺、熊野大社、厳島神社、三輪明神大神神社、太宰府天満宮、伊勢神宮、春日大社等で個展・奉納揮毫。また福岡県立美術館、愛媛県立美術館や、海外においてもニューヨーク、チェコ、シンガポール、ドバイ、ロシア等で個展を開催。別冊太陽「金澤翔子の世界」が平凡社より出版。NHK大河ドラマ「平清盛」、国体開会式、天皇の御製を揮毫。紺綬褒章受賞。日本福祉大学客員准教授。文部科学省スペシャルサポート大使。

4歳よりヴァイオリンとピアノを始める。のちに父の指導のもと声楽の道へと転向。国立音楽大学、同大学院にて中村健氏の指導を受け、その後4年間イタリア・パルマにてデリオ・ポレンギ氏に師事。1998年、カンツォーネコンクール第1位、日本クラシック音楽コンクール最高位をそれぞれ受賞。2005年、アルバム「威風堂々」をリリース。そのアルバムに収録された楽曲「千の風になって」が話題を呼び、翌年シングルカットされる。2006年NHK紅白歌合戦に初出場。07年シングル「千の風になって」でクラシック歌手として史上初のオリコンシングルチャート1位を獲得。130万枚の売り上げとなり、年間オリコンチャートでも1位を獲得。同年日本レコード大賞特別賞受賞。08年ゴールドディスク大賞、ゴールデンアロー賞受賞。2011年シングル「あすという日が」を発売。2014年ベストアルバムを発売。同年新国立劇場オペラパレスにて《カルメン》ドン・ホセ役を演じる。現在、最も実力、人気を供えたテノール歌手として活躍している。