オーケストラ・アンサンブル金沢

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第453回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

ライジングスター亀井聖矢、OEK定期に登場。

第453回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

1809年生まれのメンデルスゾーンと1810年生まれのショパン。同時代を生きたふたりの作曲家は、お互いの交流から刺激を受けながら、それぞれまったく異なる作風を築き上げた。本公演ではそんなロマン派時代に活躍したふたりの天才作曲家の代表作が取り上げられる。

ショパンが若き日に書いたピアノ協奏曲第1番ホ短調では、亀井聖矢が独奏を務める。2001年生まれの亀井聖矢は第88回日本音楽コンクールピアノ部門で第1位を獲得して注目を集める俊英である。さわやかな新風を吹き込んでくれるに違いない。

メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」は豊かな情熱と幻想味が作品全編に息づいた傑作だ。常任客演指揮者である川瀬賢太郎の指揮のもと、精彩に富んだ音楽がくりひろげられることだろう。

また、杉山洋一作曲の新曲「揺籃歌(自画像Ⅱ)−オーケストラのための」の世界初演も聴きものとなる。杉山洋一はイタリアを拠点に国際的に活躍し、現在はミラノ市立クラウディオ・アッバード音楽院で教鞭を執る。OEKでは「コンポーザー・オブ・ザ・イヤー」(以前の呼称はコンポーザー・イン・レジデンス)を定めて、これまで数多くの新作を初演してきた。その最新作が今回の作品。未知の作品との出会いはいつも心躍るものである。(飯尾洋一:音楽ジャーナリスト)

開催日程

2022年03月17日(木) 開場 18 : 00 開演 19 : 00

出演者

  • 川瀬賢太郎
    OEK常任客演指揮者
    川瀬賢太郎OEK常任客演指揮者
    1984年東京生まれ。東京音楽大学卒業。2006年10月に行われた東京国際音楽コンクール<指揮>において1位なしの2位(最高位)に入賞。その後、各地のオーケストラから次々に招きを受ける。2012年1月には、細川俊夫作曲 平田オリザ演出、オペラ「班女」広島公演で指揮しオペラデビュー。以後めざましい活躍を遂げている。2007年~2009年パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)アシスタント・コンダクター。現在、名古屋フィルハーモニー交響楽団正指揮者、神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢常任客演指揮者。八王子ユース弦楽アンサンブル音楽監督、三重県いなべ市親善大使。2015年渡邉暁雄音楽基金音楽賞、第64回神奈川文化賞未来賞、2016年第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第26回出光音楽賞、第65回横浜文化賞 文化・芸術奨励賞、平成30年度(第73回)文化庁芸術祭賞新人賞を受賞。
  • 亀井聖矢
    ピアノ
    亀井聖矢ピアノ
    2001年生まれ。4歳よりピアノを始める。第88回日本音楽コンクールピアノ部門 第1位及び岩谷賞(聴衆賞)、増沢賞、野村賞、井口賞、河合賞、三宅賞、アルゲリッチ芸術振興財団賞、第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級 グランプリ及び聴衆賞、文部科学大臣賞、スタインウェイ賞、第9回福田靖子賞、第6回アリオン桐朋音楽賞、他受賞。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、千葉交響楽団等と共演。これまでに青木真由子、杉浦日出夫、上野久子、岡本美智子、長谷正一の各氏に師事。愛知県立明和高等学校音楽科を経て、飛び入学特待生として桐朋学園大学に入学。現在桐朋学園大学3年在学中。

演奏曲目

杉山洋一揺籃歌(自画像II)—オーケストラのための(2021年度OEK委嘱作品、世界初演)
ショパンピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
メンデルスゾーン交響曲 第3番 ホ短調 作品56 「スコットランド」

会場

石川県立音楽堂 コンサートホール

チケット

料金 全席指定(税込)
SS6,000円
S5,000円
A4,000円
B3,000円
スターライト1,000円
車椅子席5,000円
・未就学児入場不可
・25歳以下公演前日より半額で予約可(購入時要証明書類)
・公演予定時間: 約120分(休憩あり)
プレイガイド 石川県立音楽堂チケットボックス TEL.076-232-8632

主催・問合せ等

主催
  • 公益財団法人石川県音楽文化振興事業団
助成
問合せ
  • 石川県立音楽堂チケットボックス TEL.076-232-8632

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