オーケストラ・アンサンブル金沢

1946年オランダ・マーストリヒト生まれ。ブザンソン国際指揮者コンクール優勝、カラヤン国際指揮者コンクール第2位、グィード・カンテルリ国際コンクール優勝。これまでに、ベルリン・フィル、ロンドン響、ミュンヘン・フィル、ハンブルク、フランクフルトの各放送交響楽団、ドレスデン・シュターツカペレ、ミラノ・スカラ座歌劇場管弦楽団、ローマ・サンタ・チェチーリア管など主要なオーケストラと共演。オペラの分野でも精力的に活動している。国際的な音楽祭においても、プラハの春、リンツ・ブルックナー、ザルツブルク・モーツァルト週間、ウィーン芸術週間、ニュー・ヨークのモーストリー・モーツァルト、など多数招かれている。2004年7月、ザルツブルク市名誉市民およびオーストリア・ザルツブルク州ゴールデン勲章を授与された。メルボルン交響楽団首席客演指揮者、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の首席指揮者、東京交響楽団音楽監督などを歴任。現在、オーケストラ・アンサンブル金沢　首席客演指揮者、東京交響楽団桂冠指揮者を務めている。

4歳から自らピアノを始め、13歳で英国政府奨学金を得て渡英しロンドン・パーセル・スクールに入学。2011年よりベルリン芸術大学にてクラウス・ヘルヴィヒ氏に師事。2012年音楽の世界から一度離れることを決意。同大学を中退して日本で様々な仕事をしながらボランティア活動にも参加。2014年よりベルリンのハンス・アイスラー音楽大学に入学し、エルダー・ネボルシン氏に師事。第4回マンハッタン国際音楽コンクール金賞受賞、第1回Shigeru Kawai国際ピアノコンクール優勝。2019年ロン・ティボー・クレスパン国際コンクール優勝および3つの特別賞を獲得し、新たな才能としてその名を世界に知られることになる。これまでにウィグモアホール、ベルリンコンツェルトハウス、モスクワ国際音楽の家、 東京文化会館などの世界各地のホールに出演。フランス国立管、モスクワ・ヴィルトゥオージ、新日本フィルなどと共演。ルール・ピアノ・フェスティバル、別府アルゲリッチ音楽祭など世界各地のフェスティバルから招きを受ける。