公演スケジュール
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第465回定期公演マイスター・シリーズ
指揮、作曲、クラリネット。世界を駆ける才能を聴く。第465回定期公演マイスター・シリーズ
イェルク・ヴィトマンは現在のヨーロッパ音楽界におけるトップスターのひとり。1973年ドイツ出身で、時代を代表する作曲家であると同時にクラリネットの名手であり、指揮活動にも積極的だ。第465回定期公演マイスター・シリーズでは、そんなヴィトマンの作曲家、クラリネット奏者、指揮者としての3つの顔すべてに接することができる。
作曲家ヴィトマンの作品は「コンブリオ」と「ソロ・クラリネットのためのファンタジー」の2曲。「コン・ブリオ」といえばベートーヴェン作品にしばしば見られる指示だが、 題名から察せられる通りベートーヴェンにインスパイアされた作品だ。後者は無伴奏クラリネットのための小品である。
また、メンデルスゾーンのクラリネット・ソナタの第2楽章をヴィトマンが独奏クラリネットとオーケストラのために編曲した作品も演奏される。原曲の魅力を保ったまま、創意に富んだオーケストレーションを楽しめるだろう。
そして、モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」はOEKがくりかえし取り上げてきた得意のレパートリー。古典中の古典に対して、ヴィトマンがどんな作品解釈を披露してくれるのか。新鮮な気持ちでモーツァルトに向き合うことができそうだ。(飯尾洋一:音楽ジャーナリスト)
開催日程
2023年03月11日(土) 開場 13 : 00 開演 14 : 00
出演者
- イェルク・ヴィトマン
指揮、クラリネットイェルク・ヴィトマン指揮、クラリネットクラリネット奏者、作曲家、指揮者。ミュンヘン音楽・演劇大学でゲルト・シュタルケに、ジュリアード音楽院でチャールズ・ナイディックにクラリネットを学ぶ。ドホナーニ、カンブルラン、エッシェンバッハ、ウェルザー=メスト、ナガノらの指揮者と共演。リーム、ライマン、ホリガーといった作曲家たちがクラリネット協奏曲の新作をヴィトマンに捧げている。作曲家としても世界的指揮者や著名オーケストラが彼の作品の初演を担い、またを定期的に取り上げている。現在、ケルンWDR交響楽団、BBCスコティッシュ交響楽団にてアーティスト・イン・レジデンスを務める。バレンボイム・サイード・アカデミー教授(作曲)。
演奏曲目
メンデルスゾーン(ヴィトマン編) | アンダンテ(クラリネット・ソナタより) |
メンデルスゾーン | 序曲「フィンガルの洞窟」 作品26 |
ヴィトマン | コン・ブリオ |
ヴィトマン | ソロ・クラリネットのためのファンタジー |
モーツァルト | 交響曲 第41番 ハ長調 K. 551 「ジュピター」 |
会場
石川県立音楽堂 コンサートホール
チケット
料金 |
全席指定(税込) SS6,000円 S5,000円 A4,000円 B3,000円 スターライト1,000円 車椅子席5,000円 ・未就学児入場不可 ・25歳以下公演前日より半額で予約可(購入時要証明書類) ・公演予定時間: 約100分(休憩あり) |
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プレイガイド | 石川県立音楽堂チケットボックス TEL 076-232-8632 |
主催・問合せ等
主催 |
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助成 | |
問合せ |
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