公演スケジュール
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第466回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
広上×OEKワールド爆誕。米元響子を迎えての古典の美。第466回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
第466回定期公演フィルハーモニー・シリーズはOEKアーティスティック・リーダーの広上淳一が登場、ヴァイオリニストの米元響子をソリストに迎えてウィーン古典派の音楽の名曲を披露する。プログラムに並ぶのはシューベルト、モーツァルト、ベートーヴェンの3人の作曲家。いずれも春の到来を祝うかのような喜びにあふれた作品が選ばれている。
シューベルトの交響曲第5番は1816年の作曲。当時作曲者は19歳の若者だ。シューベルトは先人モーツァルトをお手本にしたような古典派のスタイルを借りて、みずみずしい旋律美にあふれた交響曲を書きあげた。シューベルト初期の交響曲のなかでもとりわけ人気の高い作品である。
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番は、第1楽章冒頭のテーマが軍隊行進曲風であることにちなんで、しばしば 「軍隊風」のニックネームで呼ばれる名曲。ソリストの米元響子はモスクワ・パガニーニ国際ヴァオリンコンクール優勝など数々の受賞歴を誇り、国際的に活躍する名手だ。
ベートーヴェンの交響曲第2番は力強いダイナミズムと明朗さにあふれた初期の傑作。マエストロ広上のもと、OEKが若き日のベートーヴェンのパッションをあますところなく伝えてくれることだろう。(飯尾洋一:音楽ジャーナリスト)
開催日程
2023年03月21日(火) 開場 13 : 00 開演 14 : 00
出演者
- 広上淳一
OEKアーティスティック・リーダー(2022.9〜)広上淳一OEKアーティスティック・リーダー(2022.9〜)東京生まれ。東京音楽大学指揮科卒業。1984年、26歳で第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクールに優勝して以来、メジャー・オーケストラへの客演を展開。これまでノールショピング響、リンブルク響、ロイヤル・リヴァプール・フィルのポストを歴任、さらに米国ではコロンバス響音楽監督を務めヨーヨー・マ、五嶋みどりをはじめ素晴らしいソリストたちとともに数々の名演を残した。国内では全国各地のオーケストラはもとより、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団にもたびたび招かれ絶賛を博している。現在は日本フィルハーモニー交響楽団 フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)、札幌交響楽団友情指揮者、京都市交響楽団 広上淳一、京都コンサートホール館長。2022年9月にはオーケストラ・アンサンブル金沢アーティスティック・リーダーに就任する。また、東京音楽大学指揮科教授として教育活動にも情熱を注いでいる。 - 米元響子
ヴァイオリン米元響子ヴァイオリン1997年パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール(イタリア)において史上最年少13歳で入賞後、日本音楽コンクール、モスクワ・パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール優勝など数々の賞を受賞。これまでに国内の主要オーケストラはもとより、モスクワ国立響、リンブルフ響(オランダ)、リエージュ王立フィル、ビルバオ響等の海外オーケストラとも多数共演。室内楽の分野でもヨーロッパ・日本を中心に活躍中。現在、マーストリヒト音楽院教授。キングインターナショナルより初のCDアルバム「イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲(未完の新発見ソナタも含む)」をリリースし、文化庁芸術祭優秀賞を受賞。使用楽器は1727年製のストラディヴァリウス(サントリー芸術財団より貸与)。
演奏曲目
シューベルト | 交響曲 第5番 変ロ長調 D 485 |
モーツァルト | ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K. 218 |
ベートーヴェン | 交響曲 第2番 ニ長調 作品36 |
会場
石川県立音楽堂 コンサートホール
チケット
料金 |
SS6,000円 S5,000円 A4,000円 B3,000円 スターライト1,000円 車椅子席5,000円 ・未就学児入場不可 ・25歳以下公演前日より半額で予約可(購入時要証明書類) ・公演予定時間: 約120分(休憩あり) |
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プレイガイド | 石川県立音楽堂チケットボックス TEL 076-232-8632 |
主催・問合せ等
主催 |
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助成 | |
問合せ |
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