オーケストラ・アンサンブル金沢

東京生まれ。モダン、バロック双方の楽器を弾きこなすヴァイオリニスト。オランダ・バッハ協会第6代音楽監督として、活発にコンサート活動を行っている。バロック・ヴァイオリン奏者としては、コンチェルト・ケルンのコンサートマスターを務めるほか、クリスティーネ・ショルンスハイム、鈴木秀美、リチャード・エガーらと室内楽を定期的に演奏している。モダンの分野では、日本の主要オーケストラはもちろん、ベルリン・ドイツ・オペラ管、バイエルン放送響、フランス放送フィルー、ロシア国立響と共演。アメリカでは10歳でフィラデルフィア管にデビューして以来、ボルティモア響、ナショナル響、シアトル響など名だたるオーケストラと共演している。2010年ライプツィヒ・バッハ国際コンクールで第2位および聴衆賞受賞。出光音楽賞、S&Rワシントン賞受賞。2019年度 第61回毎日芸術賞、第70回芸術選奨 文部科学大臣新人賞を受賞。2013年よりアムステルダム音楽院古楽科教授を務める。モダン・ヴァイオリンをドロシー・ディレイ、川崎雅夫、ジェラール・プーレ、バロック・ヴァイオリンをメアリー・ウティガーの各氏に師事。