オーケストラ・アンサンブル金沢

1984年桐朋学園大学を卒業後、ベルリン芸術大学に留学、1986年ニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで優勝。1985年12月からカラヤンの亡くなるまで彼のアシスタントを務め、1993年から1998年までヘルシンボリ交響楽団（スウェーデン）の首席客演指揮者を務めた。日本国内では1988年NHK交響楽団を指揮してデビュー。以後、国内の主要オーケストラに定期的に出演し、好評を得ている。オーケストラ・アンサンブル金沢プリンシパル・ゲスト・コンダクター、九州交響楽団常任指揮者、大阪音大ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団常任指揮者、仙台フィルハーモニー管弦楽団正指揮者を歴任。現在千葉交響楽団音楽監督として幅広く活動。東京藝術大学音楽学部指揮科教授。2022年より愛知室内オーケストラ音楽監督、大阪交響楽団常任指揮者に就任。

桐朋学園大学音楽学部声楽専攻を首席で卒業、同大学研究科を修了。新国立劇場オペラ研修所第14期修了。平成26年度文化庁在外派遣研修員。第85回日本音楽コンクール声楽（歌曲）部門第3位受賞。平成30年度五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。これまでにイタリアとドイツにて研鑽を積む。新国立劇場「修道女アンジェリカ」ドルチーナ役、日生劇場「魔笛」パパゲーナ役、ヘンデル「メサイア」やバッハ「マタイ受難曲」等に出演。

昭和音楽大学卒、同大学院修了。2004年文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてイタリア、ミラノに留学。第5回静岡国際オペラコンクール第1位(日本人初)・三浦環賞・オーディエンス賞の３冠を受賞。2006年10月藤原歌劇団公演｢ランスへの旅｣のフォルヴィル伯爵夫人役で藤原歌劇団にデビュー、以降同公演「ルチア」「夢遊病の女」「オリィ伯爵」「ラ・トラヴィアータ」等に主演し絶賛を博している。今後の更なる活躍が期待される新星ベルカントソプラノ。藤原歌劇団団員。

新潟県出身。国立音楽大学卒業。イタリア国立パルマ音楽院修了。藤原歌劇団「ジャンニ・スキッキ」、「コジ・ファン・トゥッテ」、日本オペラ協会「ニングル」、「紅天女」等に出演。モーツァルト「レクイエム」ジュスマイヤー、レヴィン各版やベートーヴェン「第九」等のコンサートソリストを務める。藤原歌劇団正団員。日本オペラ協会正会員。日本ロッシーニ協会会員。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部講師。

名古屋芸術大学卒業、同大学大学院修了。奨学金を得てミラノで研鑽する。第48回日伊声楽コンコルソ第２位や第41回イタリア声楽コンコルソ金賞など受賞歴多数。近年は新国立劇場「アイーダ」国王、日生劇場「マクベス」バンクォー、藤原歌劇団「ファウスト」メフィストフェレス役などで出演しいずれも好評を博す。その他にベートーヴェンの第九や宗教曲のソリストとしても活躍している。平成24年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞。藤原歌劇団団員。

平成7年8月に「合唱団おおやま」を結成。平成8年8月に第1回演奏会を開催。以来、毎夏に富山市大山文化会館においてオーケストラ・アンサンブル金沢との共演による演奏会を開催してきた。この演奏会では、ラター、ペルト、ドブロゴス、佐藤賢太郎、ヤイロ、ミーラーなど、現代作曲家のミサ曲を数多く取り上げてきた。平成29年、富山県民会館で大編成の合唱団によりヴェルディのレクイエムを演奏するにあたり、「合唱団OEKとやま」と名称を改めた。今回で通算28回目の演奏会となる。