活動履歴
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1988年設立記念公演
11月22日金沢市文化ホール、22日金沢市観光会館にて開催。音楽監督岩城宏之はモーツァルト「交響曲第39番、40番、41番」を指揮。
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1989年初の海外公演
ユーロパリア日本祭1989に参加し、岩城宏之と天沼裕子の指揮のもとベルギーとフランスの5都市にて演奏。ツアーにて初代コンポーザー・イン・レジデンスの一柳慧、石井眞木の作品を初演。
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1991年大阪・東京・名古屋定期公演始動
9月の大阪公演を皮切りに、92年3月東京、93年2月名古屋と、3大都市での定期公演を開始。
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1994年ベートーヴェン&モーツァルト・ツィクルス
岩城宏之とのベートーヴェン全交響曲連続公演を浜離宮朝日ホール(東京)にて開催。翌年からはしらかわホール(名古屋)を会場に加え、6年に渡るモーツァルトの全交響曲連続公演を実施。
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1997年名歌手プライとともに巡るヨーロッパ・ツアー
6度目となる海外公演は、岩城宏之とともにマレーシアとドイツ、フランスへ。ドイツ各地では、往年の名バリトン、ヘルマン・プライの歌う管弦楽編曲版「冬の旅」(世界初演)に惜しみない拍手が送られた。
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2001年本拠地完成
9月12日、コンサートホール、邦楽専用ホールを併せ持つ石川県立音楽堂が開館。レジデント・オーケストラとなる。素囃子、能、箏など石川の誇る邦楽団体との協働が始まる。
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2004年欧州8カ国13都市ツアー
岩城宏之との最後の海外公演。ウィーン楽友協会大ホール、フランツ・リスト音楽院大ホール、ベルリン・フィルハーモニーほか8カ国13都市。
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2007年井上道義 音楽監督就任
記念公演は石井眞木「聲明交響II」とモーツァルト「交響曲第39番」。井上道義のリーダーシップにより、ホールから街へとOEKの舞台は広がる。
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2008年ラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭
ルネ・マルタンがアーティスティック・ディレクターを務める世界的音楽祭が、井上道義をアーティスティック・プロデューサーとして金沢に初登場。OEKがその中心を担う。(〜2016年)
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2011年~14年新しい歌劇、金沢発
金沢の生んだ文豪、泉鏡花の作品を原作とした新作オペラ「高野聖」(池辺晋一郎作曲)を11年に、「滝の白糸」(千住明作曲)を14年に、金沢芸術創造財団などとの共同制作により初演。
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2018年OEK30周年。マルク・ミンコフスキ芸術監督就任
ミンコフスキが芸術監督に就任。オペラ《ペレアスとメリザンド》や《ベートーヴェン交響曲全曲演奏(コロナ禍により未完)》などの大きな企画とともに、OEKは新たな30年への色彩と躍動を手に入れた。
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2022年広上淳一アーティスティック・リーダー就任
広上淳一がアーティスティック・リーダーとしてOEKに就任。地域に愛されるオーケストラとして地盤を確固たるものにし、更なる飛躍を目指す。