オーケストラ・アンサンブル金沢

About OEK

楽団員

第2ヴァイオリン 首席奏者

江原 千絵

Chie Ebara

群馬県桐生市出身。双子座。群馬県立桐生女子高校から桐朋学園大学に進む。ヴァイオリンを中山朋子、室内楽を三善晃、原田幸一郎各氏に師事。卒業と同時に、ハンガリー政府給費留学生としてハンガリー国立リスト音楽院に留学。ヴァイオリンをコヴァーチ・デーネシュ、室内楽をクルターク・ジュルジィ、デヴィッチ・シャンドール各氏に師事し、リスト音楽院小ホールでの定期的なリサイタルやハンガリー国営ラジオ出演など、積極的に音楽活動を開始。また、ピアニストのデジュー・ラーンキ氏を後見人として、トリオ リストアカデミーを結成。そのメンバーと1992年からパリのエコールノルマルの第3課程に籍を移しリヨンで暮らす。ヴァイオリンをマリィ・アニック・ニコラ女史に師事。1993年9月、オーケストラ アンサンブル金沢の第2ヴァイオリン首席奏者に就任。1999年にはパリの日本文化会館で、2018年には在団25年を記念し、権代敦彦氏に委嘱した作品を含む無伴奏プログラムのリサイタルを金沢市アートホールで行う。また、2005年2月に永眠し、今はバルトークとコダーイの間に埋葬されている恩師コヴァーチ・デーネシュを2003年6月に金沢に招聘し、リサイタルとマスタークラスを開催したことは、大切な思い出である。