オーケストラ・アンサンブル金沢

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2020.06.29 岩城宏之音楽賞2020年度 第14回「岩城宏之音楽賞」選考結果について

故岩城宏之氏(OEK永久名誉音楽監督)の遺志を受けて2007年に創設され、北陸の実力ある音楽家に贈られる「岩城宏之音楽賞」の選考が、このほど審査員2名により行われ、下記のとおり第14回の受賞者が決定致しました。受賞者には、本年9月5日(土)オーケストラ・アンサンブル金沢が演奏する「岩城宏之メモリアルコンサート」において、ソリストとして出演していただくとともに、この公演の冒頭において、受賞者には当音楽賞と副賞の50万円を授与することとしております。

岩城宏之音楽賞について

岩城宏之賞受賞者

塚田尚吾(ピアノ、富山県出身)

富山市出身。富山県立富山中部高等学校を経て、京都市立芸術大学音楽学部を首席で卒業。卒業に際し市長賞・京都音楽協会賞受賞、同大学大学院音楽研究科修了。公益財団法人青山財団奨学生、宗次エンジェル基金/公益社団法人日本演奏連盟新進演奏家国内奨学金奨学生。岐阜国際音楽祭コンクール第1位、Paris Grand Prize Virtuoso国際コンクール第1位、他多数受賞。第13回北陸新人登竜門コンサートに合格し、金聖響、松井慶太、柳澤寿男指揮オーケストラ・アンサンブル金沢と共演。他、N響メンバーによるミラージュ・アンサンブル、京都精華学園高等学校、横島勝人指揮宇奈月アマデウス祝祭管弦楽団、高谷光信指揮岐阜県交響楽団、リッカルド・ミナーシ指揮ザルツブルク・ モーツァルテウム管弦楽団、金沢バレンタイン前夜祭スペシャルにて東京芸術大学教授の迫昭嘉氏と共演。富山県青少年音楽大賞、富山県知事賞、北日本新聞音楽奨励賞、京都芸術祭音楽部門新人賞受賞。これまでに読売新人演奏会、日演連主催リサイタル・シリーズ、おきでんシュガーホール新人演奏会、ラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭、いしかわ・金沢 風と緑の都音楽祭に出演し、ソロ・リサイタル、室内楽で多くの演奏会を開催する。これまでにピアノを留岡陽子、越野正信、関本昌平、鶴見彩、上野真、野原みどり、ヴィヴィアン・チェン、アンドレアス・グロートホイゼン、ピアノ・デュオを井上まゆみ、ピエトロ・デ・マリア、チェンバロを中野振一郎の各氏に師事。現在オーストリアのザルツブルク・モーツァルテウム大学ピアノソリスト課程在学中。

審査員

木村かをり(ピアニスト、故岩城宏之夫人)
池辺晋一郎(作曲家、石川県立音楽堂洋楽監督)

岩城宏之メモリアル・コンサート公演日程(予定)

日時:2020年9月5日(土)14:00開演
会場:石川県立音楽堂コンサートホール
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢