この度、「能舞とオーケストラのための新曲」について公募したところ全国より10点の応募があり、審査の結果、以下の作品が優秀作品として採用されました。採用作品は2021年2月14日に開催予定の「和洋の響」(OEKと京都市響の合同公演)にてOEKにより演奏されます。
また今回の応募作品はいずれもレベルが高く、採用作品に加えて今後演奏されるべき作品として2点の佳作が選出されました。
優秀(採用)作品:1点
作曲者 |
旭井翔一(あさいしょういち・32歳) |
タイトル |
雲烟縹渺 Un-en-hyōbyō |
佳作:2点
作曲者 |
飯塚佑輝(いいづかゆうき・24歳) |
タイトル |
河勝〜新時代への演舞 KAWAKATSU - Noh and Orchestra for New Age |
作曲者 |
柴田誠太郎(しばたせいたろう・29歳) |
タイトル |
三味線とオーケストラのための作り話 Made Stories for Shamisen and Orchestra |
審査について
- 応募数:10作品
- 審査日・場所:2020年10月14日(水)石川県立音楽堂内
- 審査委員長:池辺晋一郎(作曲家、石川県立音楽堂洋楽監督)
- 審査委員:広上淳一(指揮者、当公演総合プロデューサー)
- 本公募についての応募要項はこちら
新作発表公演:「和洋の響」公演について
- 公演名:OEK×京響GOLD LINE「〜金糸が古都を繋ぐ〜 和洋の響」
- 日時:2021年2月14日(日)14:00開演
- 会場:石川県立音楽堂コンサートホール
- 指揮:広上淳一(京都市交響楽団 第13代常任指揮者兼芸術顧問)
- 能舞:金剛龍謹(金剛流能楽師)
- 管弦楽:京都市交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢
- 予定プログラム
- 旭井翔一:雲煙縹渺(新曲)=OEK
- チャイコフスキー:交響曲 第4番=京都市響 ほか