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2022.04.18 シーズン・プログラム2022/23シーズン・プログラムについて(6/7更新)
4月18日、オーケストラ・アンサンブル金沢は、石川県立音楽堂にて9月からの新シーズン・ラインナップならびに、広上淳一氏をアーティスティック・リーダーに迎える新指揮者陣を発表しました。多彩なプログラムとともに広上OEK時代の幕開けとなる新シーズンにどうぞご期待ください(新体制についてはこちら)。定期会員の新規募集は6月末から開始します。(→7月4日より新規受付予定)
新シーズン・プログラム
新シーズンも、室内管の魅力をご堪能いただくフィルハーモニー・シリーズ8公演、土曜のマチネー公演マイスター・シリーズ5公演、ジャンルを横断したファンタスティック・オーケストラコンサート3公演の計16公演を展開。また特別公演として岩城宏之メモリアルコンサート、賛助会員を招待(一般にも公開)してのありがとうコンサート、オーケストラの日2023を開催します。
聴きどころ
- 広上淳一 アーティスティック・リーダー就任披露シリーズ
- コンポーザー・オブ・ザ・イヤー 細川俊夫氏の新曲「セレモニー」
- 巨匠ジャン=クロード・カサドシュOEK初登場
- 若手アーティストの起用
- 卓越したアーティストとの共演
広上淳一 アーティスティック・リーダー就任披露シリーズ
就任後、最初の定期公演への登場となる9月18日の第458回定期公演と、続く名古屋・大阪、東広島、境港公演。3月21日第467回定期公演と続く東京定期公演。9月10日に開催予定の岩城宏之メモリアルコンサートにも登場。
コンポーザー・オブ・ザ・イヤー細川俊夫〈セレモニー〉
コンポーザー・オブ・ザ・イヤーの細川俊夫氏の新曲が、早くも10月1日第459回定期公演に登場。チューリヒ・トーンハレ管との共同委嘱のフルートとオーケストラのための作品で、沖澤のどか、エマニュエル・パユとともに日本初演を務めます。
フランスの巨匠ジャン=クロード・カサドシュ登場
芸術監督ミンコフスキの推薦により2021年5月に予定されていた巨匠との共演が、第467回定期公演でついに実現。
若手アーティストの起用
広上淳一とシーズン開幕公演を飾る神尾真由子(第458回)、前述の沖澤のどか(第459回)、パーマネント・コンダクターとなった川瀬賢太郎と宮田大(第462回)、前回の鮮烈な印象そのままにフランスでの人気も高まるデュムソーの再登場(第463回)、マエストロ広上の信頼も厚い米元響子(第466回)、パールマン秘蔵のグースビー日本デビュー(第469回)、ミンコフスキのアシスタントを務めたライジングスターカラタユーと辻井伸行の超名曲集(第470回)。若手アーティストたちがOEKとどのような化学変化を起こすのか期待が高まります。
卓越したアーティストとの共演
一方で、卓越したアーティストとの共演ももちろん存分に。意外にも(?)初共演のベルリン・フィル首席フルートパユ(第459回)、ピアニストでパリ室内管監督のフォークト(第460回)、久しぶりの共演が楽しみな元ベルリン・フィルコンサートマスター安永徹&市野あゆみ(第461回)、飛ぶ鳥を落とし尽くした感もある鈴木優人(464回)、全てが一級のマルチな才能ヴィトマン(第465回)、英音楽の伝統を継ぐ作曲家であり次期BBCスコティッシュ響首席指揮者ウィグルスワース(第469回)。それぞれの卓越した個性がOEKの魅力をより引き出してくれるに違いありません。
豊かな響きを生む本拠地・石川県立音楽堂でオーケストラ・アンサンブル金沢の音楽は、その真価を最も発揮します。一流のアーティストたちと作り上げる音楽をぜひ金沢で体験してください。